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思春期、成人期の学習障害

「思春期」の学習障害は、反抗期と重なる時期であるので、慎重に対応しなければなりません。

子供も情緒不安定になりがちな傾向にあります。

思春期の学習障害の特徴は以下のようになります。

友達らとうまく学校生活を送ることができない
人の気持ちを理解することができない
学業に遅れがちになり、それが原因で自信をなくしてしまう
無気力になる

思春期は、以下のような二次的障害に注意が必要です。

家庭内暴力を起こす
不登校、登校拒否となる
睡眠障害
自殺行為等

思春期は、周りの大人達がより一層学習障害に対して理解することが必要となってきます。

分かってもらえないのが、子供たちにとって最も辛い状態なのです。

「成人期」の学習障害は、自立を求めて葛藤があります。

自立して生活したいのに、なかなかそれができなかったり、仕事をしてもうまくいかなかったり、自信を損失するような出来事に多く遭遇します。

成人期の特徴は以下のようになります。

真面目に仕事しようとするものの、なかなか思うようにできない
融通が利かず、周りが困惑する
なかなか仕事が覚えられない
何度も失敗する
いろんなことを同時にできない
人間関係がうまくいかない
職場でのコミュニケーションが取れない
伝票や報告書などを書くことができない
上司に自分の意見をうまく伝えられない

もちろん、自分の個性に合った仕事をうまく見つけて、社会的に成功している人もたくさんいます。

周りの人々がまず学習障害があるんだということを理解し、その上で個性を伸ばすような仕事を与えるのがベストな方法ですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
学習障害の人が、精神的に追い詰められることが増えて行ってしまいます。

思春期、成人期は、母親や父親がどのように接していくか、難しい時でもあります。
過保護になりすぎることなく、必要な時だけは助け舟を出し、正しい方向に導き、それ以外は遠くから自立を支えてあげるのが一番なのではないかと思います。